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北九州市小倉北区 ひったくり急増 1月22件 警察 緊急取り締まりへ

小倉北区内で今月、歩行中の女性のバッグをバイクや自転車から奪う手口のひったくりが急増している。昨年1月は2件だったが、今月は19日までに22件に上る。事態を重視した同市警察部は19日、緊急会議を招集。小倉北署は20日から緊急取り締まりに乗り出す。

 市警察部や同署によると、被害者はすべて女性。歩行中の女性に後ろからバイクや自転車で近づき、バッグを奪って逃げる手口で、夕方以降に被害が発生している。

 同署は19日には、窃盗(ひったくり)の疑いで、小倉北区内の中学2年男子(14)を逮捕した。逮捕容疑は今月6日、同区下富野5丁目の路上で、自転車で追い越しざまに門司区の会社員女性(61)から現金11万4千円などが入ったバッグを奪った疑い。北九州・京築地区全体でも同様の被害が増加しており、前年同期の14件の約2・5倍の36件が発生している。

 北九州市警察部の緊急会議は、各署の刑事、生活安全課長など関係者33人を集めて開催。各署の発生状況を検討し、職務質問の強化や署同士の連携を確認した。同市警察部機動警察隊の小畠紀夫隊長は「女性を狙った悪質なひったくりの撲滅に向け、全署が足並みをそろえたい」と話す。

 一方、小倉北署は20日から、若手署員など約20人で専従捜査隊を発足させる。各課から集めた署員を夕方から未明に勤務させ、私服や覆面パトカーで街頭犯罪を取り締まらせる。同署の内田美裕副署長は「市民に身近な街頭犯罪を、この作戦で抑え込みたい」と意気込んでいる。

=2010/01/20付 西日本新聞朝刊=